ウディタでADVG制作 チュートリアル ●1.4ゲームに華を

最終更新 2015/08/11
(チュートリアルでは最新版のコモンイベントを使用しています)


【魚類系女子(茶番)】


「女の子は3人くらい欲しいっス!」

「急に家族計画を話してくるなんて、新手(あらて)のセクハラかしら」

「違うっス! ギャルゲーの話っス!」

「分かってるわよ、作ってるゲームの登場人物の話ね」

「ヒロインはどんな子にするかな〜っス」

「動物をキャライメージの参考にするのもアリっスね。ワンコ系、子猫系、鳥系……」

「金魚系」

「き、金魚!?」

「そう。おめめパッチリで、餌を見かけたら勢いよく食らいつく」

「……どんな風なキャラなのか、想像できないっス」

「目がキラキラしてて、いい男を見かけたらすぐ寄りつく女」

「ただの尻軽女じゃないっスか」

「じゃあ目がキラキラしてて、男がわんさか寄ってくる女」

「ヒロインが金魚の餌で、男子が金魚の構図よ」

「それじゃ少女マンガのヒロインっス!
あと目をキラキラさせるのはやめろっス!」

「金魚系女子……我ながら素晴らしいアイデアだわ。
ほら、褒めたたえなさいよ」

「何でそんなに偉そうなんスか!?」



【素材規約のこと】


「キャラ設定とかは次までに自分が考えておくっス」

「そう? じゃ、今日は女の子を表示して
キャッキャウフフしましょうか」

「キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
よろしくお願いしますっス!」

「じゃ、さっそく立ち絵の表示命令を教え……る前に、
素材規約の話をしないといけないわね」

「規約? なんだか堅苦そうな話っス。
そんなの聞きたくないっス! 早く立ち絵の表示を教えるっス!」

「ごめん面倒だけど、素材規約だけは守らないと
冗談抜きでヤバイから、話させて」

「そんなにヤバイっすか?」

「下手したらクリエイター人生が終わる」

「ひぇぇ……」

「だから素材規約は守ること。そうね、素材をダウンロードしたら、
規約文章をメモ帳にコピペして、素材と同じ場所に保存するのがお勧めよ」

「素材規約は基本的に、

『有料ゲームに利用可能か?』
『利用報告は必須か任意か?』
『著作権表記は必須か?(基本的に必須)』
『18禁で利用は良いか?』
『加工はOKか?』

について見ておけばいいわ」

「なるほど」



【立ち絵表示・素材準備】


「じゃ、さっそく立ち絵の準備から始めましょうか」

「まずは、このまえのサンプルフォルダを覗いてもらえるかしら?」




「開いたっス」

「立ち絵が入ってるフォルダは分かるかしら?」

「それくらい分かるっス。『立ち絵画像』フォルダっスね?」




「そうよ。今回はサンプルの立ち絵を二次利用するわよ。
(今回のサンプル素材は二次利用可能です。
普通はゲーム素材の二次利用は厳禁なので注意)」

「そこにある立ち絵を全部、Dataフォルダにある
『立ち絵画像』フォルダ内にコピペしてちょうだい」

「え、えーっと。サンプルの立ち絵をコピーして、」




「サンプルフォルダから戻って、Dataフォルダ開いて
『立ち絵画像』フォルダ内にペースト」









「出来たっス!」

「これで立ち絵の準備完了よ。今後、使いたい立ち絵は全部
『立ち絵画像』フォルダ内に入れること」

「了解っス」



【立ち絵表示・どの表示命令を使おうか?】


「では、いよいよ立ち絵を表示するわよ」

「ワクワク」

「立ち絵の表示方法は3パターンくらいあるのだけど、
全部説明するの面倒だから、1つだけ選んでもらえるかしら」

「えー、全部教えてくださいっス〜」

「ちなみに、立ち絵表示の方法パターンはこんな感じよ」
●1.半角@+数値で指定する方法。事前設定でシステムデータベースとユーザーデータベースを使う。
いちいち設定するのは面倒だが、一度設定すると非常に便利。メインキャラの表示におすすめ。

●2.$tati<……で指定する方法。事前設定でシステムデータベースを使う。事前設定は1.より簡便、
小回りも利く。メインキャラとモブキャラの表示におすすめ。

●3.$mob<……で指定する方法。事前設定は基本不要。ちょい役を出す場合などに重宝する。
初心者向き。モブキャラの表示におすすめ。

「……やっぱ1つだけでいいっス」

「本当は3つとも使いこなせるといいのだけど。まあいっか。
じゃ、汎用(はんよう)性の高い$mob命令を使うわよ」



【立ち絵表示・$mob命令】


「さっそくだけど、$命令一覧.txt開いて」

「ほい」






「使える命令文は全部ここに載ってるわよ。で、今回使うのはこれ」



◆モブキャラ使用
	$mob<A<B<C<D
A:モブキャラ名前 B:立ち絵画像(空ならなし)
C:名前色(sdbタイプ12) D:文章色(sdbタイプ12) 
説明:使い切りのモブキャラを使用する場合に便利。
sdbやudbを設定しなくても立ち絵表示や文字色変更ができます。
ただし反映されるのは直後に表示する文章のみです。


「えーと……つまり、どういうことっス?」

「実際に使ってみれば分かるわ。まずはfirst.txtを開く。
$命令一覧.txtは閉じて構わないわよ」

「了解っス」

「中身きれいに消した後、$mob<モブサンプル<odayaka.png
あいうえお、と記述して保存。
『$mob』と『<』は半角だから注意してね」

「あ、画像ファイルの拡張子は分かるわね?」

「.pngとか.jpgとか.bmpとかのことっスか?
そんなの画像ファイルに右クリックして
プロパティ⇒全般⇒ファイルの種類、で確認できるっス」




「分かってるみたいだから問題なし」

「$mob<モブサンプル<odayaka.png
あいうえお……っと。
出来たっス。ところで、$mob<A<B<C<Dの
C、D部分は記述しないんスか?」





「省略すると基本的に0か空白が代入されるから平気よ」

「ついでに、Bを省略すれば名前だけ表示されるから」

「ふむふむ」

「よーし、さっそく保存してテストプレイっス!」







「上手くいったっス!」

「$命令は行の先頭じゃないと機能しないから注意ね」



【立ち絵表示・位置調整】


「次は立ち絵の位置調整よ」

「どうするんスか?」

「$tpos命令を使うわよ」
◆立ち絵左上座標変更
	$tpos<A<B<C
A:座標変更する立ち絵の位置(1-5,左から順に42135)
B:変更後の立ち絵左上X C:変更後の立ち絵左上Y
説明:立ち絵の左上座標を変更する。

「おぅふ……解説お願いしますっス」

「さっき表示したのは立ち絵ID1だから、使うなら$tpos<1<x座標(半角数値)<y座標(半角数値)ね」

「立ち絵ID?」

「立ち絵は最大5枚まで表示できて、その5枚それぞれにIDが1〜5まで
割り振られているのよ」

「なるほどっス〜」

「立ち絵IDを変更して$mob命令を使うことで、
複数の立ち絵を表示することができるわ」
◆立ち絵をいじる位置の設定
	$iti<A
A:@数値 で表示する立ち絵の変更位置(1-5,左から順に42135)

説明:@数値 で表示する立ち絵の位置を1-5から選択。

「例えば$iti<2と記述すれば立ち絵IDが2に変更されるわよ」

「なんか三城さんの説明と、説明書の説明が一致してない気がするんスけど」

「気のせいよ。さっそく練習よ。コピペして実行実行」
$iti<1
$tpos<1<100<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png
立ち絵1枚目


$iti<2
$tpos<2<-50<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

$iti<3
$tpos<3<250<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

立ち絵2、3枚目

$iti<4
$tpos<4<-200<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

$iti<5
$tpos<5<400<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

立ち絵4、5枚目


「コピペ、保存、実行」










「こんなもんっスね」

「$tpos命令は一度実行すれば、ずっとその座標を保持してくれるから、
何度も指定しなくても大丈夫よ」

「あ〜、今日のチュートリアルは長かったっス……疲れたっス」

「休んでるとこ悪いけど、まだ終わってないわよ」

「ファッ!?」



【立ち絵表示・消去】


「次は表示した立ち絵を消す練習よ」

「命令覚え過ぎて、頭パンクしそうっス……」

「どれだけ頭の容量少ないのよ。どうしても覚えられないなら裏技もあるけど」

「裏技!?」

「っつてもユーザーデータベース使った小技だけど、君には早いわね」

「そうっスか」

「じゃ、さっさと立ち絵消去命令の実行に移りましょうか」
◆立ち絵消去
	$delt<A
A:立ち絵を消去する位置(1-5,左から順に42135)

説明:位置Aの立ち絵だけ消去する。

「にしても覚えにくい命令ばかりっスね」

「覚えなくても、$命令一覧.txtを横に添えて書けばいいのよ。
じゃ、さっさと立ち絵消去命令の実行に移りましょうか」

$iti<1
$tpos<1<100<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png
立ち絵1枚目

$delt<1

$iti<2
$tpos<2<-50<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

$iti<3
$tpos<3<250<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

立ち絵2、3枚目

$delt<2
$delt<3

$iti<4
$tpos<4<-200<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

$iti<5
$tpos<5<400<0
$mob<モブサンプル<odayaka.png

立ち絵4、5枚目

$delt<4
$delt<5


$iti<1
$mob<???
そして誰もいなくなった。

お疲れ様でした。


「サンプル長ぇっス!?」

「さっきのサンプルにちょっと手を加えただけよ?」

「まあいいっス、コピペ、保存、実行」
















「成功っス」

「今日はここまでね」

「お、終わったぁ〜……」



【妄想中(茶番)】

自宅の自室にて。
「今日のチュートリアルは長かったっス……
ってか立ち絵でキャッキャウフフできなかったっス」

「でも、立ち絵表示ができるようになったから、 色々できそうっス!」

「ここをこうして、ああして……」




「くはー! たまらないっス〜!」

ブーン、ブーン。


「メール? 誰っスか。今良い所だから邪魔しないで欲しいんスけど」


「三城餡『BGM、効果音、背景表示は、次回までに自習で身につけておきなさいよ』」



「……」

「えー!? 自習!?
とうとうチュートリアル放棄っスかー!?」

「さっきからうるさいんだけどwwwあと臭いんだけどwww
ウケルwww」

「文句があるなら自分の部屋に帰れっス!
勝手に人の部屋でくつろぐなっス!」

「はーいwww」

「待て、ゲーム機持っていくなっス! 置いていくっス!」

「何イライラしてんのwwwウケルwww」

「ああもう……」

自習で休みが潰れそうなのと、妹がウザイせいで
頭が痛くなるテキトー君であった。




前のページへ   次のページへ